第一種衛生管理者とは

第一種衛生管理者とは

第一種衛生管理者とは、第二種ではなることができない、農林水産業、電気・ガス・水道業などの工業的職種を含むすべての業種の事業所で、衛生管理者になることができる国家資格です。

 

第一種衛生管理者の資格試験の合格率は、毎年約40%から50%と比較的高く、さまざまな業種で活躍できるため、人気のある資格です。第一種衛生管理者とは第二種と異なり、すべての業種で衛生管理者となれるため、就職・転職にも非常に有利な免許であると言えるでしょう。

 

第一種衛生管理者試験には受験資格がいくつかありますが、薬剤師や保健師など、一定の免許を持っている人については無試験で与えられます。第一種衛生管理者は第二種の上位資格にあたりますが、段階を踏んで試験を受ける義務はなく、初めから第一種衛生管理者の試験を受けることも可能です。

 

第二種よりも第一種衛生管理者試験の方が難易度は高めのようですが、どんな業種でも必要とされる第一種衛生管理者の資格を持つことで、就職・転職の幅が広がりそうです。

 

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第一種衛生管理者になるには

第一種衛生管理者になるには、労働安全衛生法に基づく免許試験を受験する必要があります。第一種衛生管理者になるには、まず数点の受験資格をクリアし、全国で行われる試験に合格して免許を取得しなければいけません。

 

第一種衛生管理者は、すべての業種の事業所において衛生管理者になることができる資格です。そのため、衛生管理者になれる業種が限られている第二衛生管理者よりも、第一種衛生管理者になるには資格試験の難易度も高くなりますが、その分有利な資格であると言えます。

 

第一種衛生管理者になるには、大学卒業後1年以上の実務経験などいくつかの受験資格がありますが、国家資格の中では比較的クリアしやすい受験資格でもあり、人気の国家資格です。第一種衛生管理者になるには、資格試験の勉強がもちろん必要となりますが、講習会なども行われているのに加え、過去問題集なども多く発売されており、過去問題集の独学だけで合格した人も多くいるようです。

 

第一種衛生管理者になるには道のりは決して簡単であるとは言い切れませんが、受験資格を満たしているなら、持っていて損のある資格ではありません。第一種衛生管理者になるには、まず第一歩として、書店の過去問題集や、インターネットで公開されている過去問題などに実際に触れてみるのが良いでしょう。

 

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